【現代バスケ戦術】グレネードを学ぼう!
グレネードというバスケ戦術用語を 滋賀レイクスターズの事例を引用しながら簡単に解説。
ポストから外へ出てドリブルハンドオフへと繋げるプレー。Grenade DHOとも呼ばれる。
B.LEAGUE EXAMPLE : 滋賀レイクスターズ vs 宇都宮ブレックス
滋賀 vs 宇都宮の一戦。
滋賀#20 トーマス選手がポストで宇都宮のジェレット選手とマッチアップ。
ポストでバックダウン(背中で押し込むプレー)を使い、1on1を仕掛ける。そこで1on1をキャンセルし、スロットポジション(フリースローラインの角の延長線上)にいる西田選手へポストからパス。
トーマス選手は続けて、西田選手のディフェンスである遠藤選手にスクリーンをセットする。これがGrenade DHOである。
Grenade DHOは、ポストから行うドリブルハンドオフの形を指す。
パスをキャッチした瞬間にスクリーンが来るため、遠藤選手はファイトオーバーなどの対応が間に合わない。また、直前までポスト1on1に対応していたジェレット選手も、ショウなどのヘルプディフェンスを行いにくい。
つまりDFは、パスキャッチの瞬間にまだスクリーンへの準備が整っていない。そのタイミングでオンボールスクリーンを使うことで、オフェンスはズレを生み出すことができる。
ここで宇都宮は対応が間に合わないと判断し、スイッチディフェンス(マークマンを入れ替える守り方)で対応。
しかしスイッチしたことで、西田選手とジェレット選手のスピードのミスマッチが発生する。西田選手はこのマッチアップを見逃さず、すぐに得意の3ポイントを沈めた。
さらに注目したいのは、スイッチによってトーマス選手と遠藤選手のミスマッチも同時に生まれている点。トーマス選手はそこを逃さず、シュートが外れた場合に備えてオフェンスリバウンドへ向かおうとしていることがわかる。こういった点にも注目したい。
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