【どこに選手を配置するか】エンプティという言葉を学ぼう

エンプティというバスケ用語を2025-2026シーズンの琉球ゴールデンキングスのBリーグの映像を引用しながら簡単に解説。

【どこに選手を配置するか】エンプティという言葉を学ぼう

選手が誰もいない場所や状態のこと。Empty Corner (コーナーに人を配置しない)などの言葉が使われる。

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B.LEAGUE EXAMPLE :琉球ゴールデンキングス Empty PnR vs シーホース三河

琉球ゴールデンキングス vs シーホース三河。

ヴィック・ローがボールを持ち、三河#10レイマンがマッチアップする。そこにクーリーがオンボールスクリーンをかけに行く。

この場面で注目したいのは、ボールサイドのコーナーにオフェンスがいないこと。この形をEmpty Cornerと呼び、このサイドで行うPnRはEmpty PnRと呼ばれる。

ヴィック・ローはクーリーのスクリーンを使ってアタック。クーリーのマッチアップであるシェーファーは、リング方向へ下がって守るドロップで対応する。一方で、レイマンはスクリーンにかかり、後ろから追いかけるチェイスの形になる。

スクリーン後、クーリーはそのままリングへ走り込むダイブ。通常のPnRであれば、コーナーにいるディフェンダーがこのダイブに一時的に寄って止めることが多い。これはTag DFと呼ばれる。

ただ、この場面はEmpty。つまり、ボールサイドのコーナーにオフェンスがいないため、Tagが不在となる。

その結果、レイマンは後ろから追う形で遅れ、シェーファーはヴィック・ローのドライブとクーリーのダイブの両方を同時にケアしなければならなくなる。

ヴィック・ローはシェーファーの意識を自分に引きつけながらクーリーへパス。クーリーはそのままフィニッシュを決めた。

あえてコーナーを空けることで、ダイブに対するヘルプを遅らせ、ロールマンをより生かしやすくする。特にクーリーのようにリング周りで強みを発揮できる選手がいる琉球にとって、非常に有効なオフェンスだった。