シカゴアクション Chicago action Pin down(ピンダウンスクリーン)を使った後、DHO(ドリブルハンドオフ)に移行するアクション。Zoom actionとも呼ばれる。 0:00 /0:07 1× ※Pin down : ペイントエリアの外側でセットするスクリーン。ディフェンスを動けないようにする釘(Pin)という意味。 ※DHO : ドリブルしてハンドオフ(手渡しパス)をするプレー。 B.LEAGUE EXAMPLE :長崎ヴェルカ Chicago action vs 三遠ネオフェニックス 長崎と三遠の試合。 イ・ヒョンジュンが熊谷にピンダウンスクリーンをかける。熊谷についているのは大浦。大浦はヒョンジュンのスクリーンに引っかかり、熊谷は大浦を剥がして、ブラントリーからドリブルハンドオフ(DHO)でパスを受ける。これがシカゴアクションだ。 大浦の対応が遅れたため、ブラントリーについているヌワバは一時的に熊谷のドライブに対してショウDF※で対応する。 その間にブラントリーがリングへダイブ。ヌワバが熊谷を見ている分、この
アーリーロール early roll すでにユーザーの優位性ができた瞬間、スクリーナーが当てずにすぐにロールするプレイ。 0:00 /0:06 1× B.LEAGUE EXAMPLE :アルバルク東京 セバスチャンサイズのアーリーロール vs 大阪エヴェッサ アルバルク東京 vs 大阪エヴェッサ。 東京はフォスターがボールを持つ。マークはレイ・パークスJr。そこにセバスチャン・サイズがスクリーンをかけに行く。 サイズがスクリーンに行く瞬間、パークスJrはスクリーンを避けて後ろから追いかける「チェイスDF」を選択しようとし、体の向き(守る方向)を少し変えて回避に入る。つまりこの時点で、パークスJrは一瞬“追いかける側”になり、フォスターとの間にわずかな遅れ=ズレが生まれている。 そのズレを見たサイズは、スクリーンをがっつり当てにいくのではなく、すぐにダイブするアーリーロールを選択。 すでに遅れが出ている以上、ここでスクリーンを強く当ててスイッチを誘ったり、コンタクトを待ってからロールしても、得られるメリットが小さいと判断したわけだ。
クリアアウト Clearout 自分のDFをシールしてヘルプに出させず、ボールマンのドライブレーンを作り出す動き。Seal Screen とも呼ばれる。 0:00 /0:05 1× EXAMPLE :ホーキンソンのクリアアウト 日本代表vs 台湾の一場面。 西田優大×ジョシュ・ホーキンソンのピック&ロールから生まれた、ホーキンソンのクリアアウトが光ったシーン。 まず西田がボールを持ち、ホーキンソンがオンボールスクリーンをセット。ディフェンスは、チェイス(後ろから追いかけるDF方法)で対応する。 西田はスクリーンをしっかり使い、相手DFをスクリーンにヒットさせて前に出る。これでDFは背中を追う形になり、ピック&ロールの基本形である2対1が成立する。 ここで西田はすぐに仕掛けず、スクリーナーのディフェンスが寄るのを「一瞬だけ」待つ。そして、ホーキンソンが自分のマークマンに対してクリアアウトをして、自分のマークマンのヘルプを遮断する。 その結果、西田のドライブレーンが完全に開く。 2対1だった状況が、実質1対0(西田がフリー
アイバーソンカット AI ウィング付近から両エルボーに連続してセットされたスクリーンを使うプレー。 0:00 /0:04 1× B.LEAGUE EXAMPLE : 横浜ビー・コルセアーズ AIカット vs 京都ハンナリーズ 横浜ビー・コルセアーズ vs 京都ハンナリーズの一場面。 横浜が使ったのは、アイバーソンカット。 まず安藤がボールを出し、フリースローライン両端のエルボーに、ダミアン・イングリスとケーレブ・ターズースキーが左右にスクリーンをセットする。 安藤はマッチアップの渡辺にタイトに付かれているが、その2枚のスクリーンを連続して使い、横切るようにカットしていく。 渡辺は後追いで食らいつく形になるものの、2枚目(ターズスキー)のスクリーンに引っかかってさらに遅れる。 そのズレで安藤はきれいにマークを剥がし、フリーでキャッチ。リズムよくそのまま3Pを沈めた。
デコイ Decoy 相手の意識を引きつける囮(おとり)の動き。 知っておくべきバスケ用語 ✅デコイ Decoy デコイの意味は囮(おとり)。ポストを起点に攻めるフリをして逆サイドの3Pを狙うPost decoy やセットプレーをDecoy にしてスペースが空いた場所で1on1などを狙うアクションがよく使われる。Decoyでディフェンスを引きつける。pic.twitter.com/kDkytzMl8n — Hardworker (@basket_tool) January 11, 2023 B.LEAGUE EXAMPLE : 横浜ビー・コルセアーズ スタッガードスクリーンをデコイ 横浜ビー・コルセアーズ vs 長崎ヴェルカの一場面。横浜は安藤がボールを運び、マッチアップは熊谷。
フットレース Foot Race ピックアンドロールでアンダーされた時にできる僅かなギャップに対してスピードでドライブを仕掛けるプレーのこと。 0:00 /0:04 1× B.LEAGUE EXAMPLE : 長崎ヴェルカ 熊谷 航のFoot Race vs 横浜ビー・コルセアーズ 長崎ヴェルカ vs 横浜ビー・コルセアーズの一場面。 熊谷に対して、ビーコルは松崎がマッチアップ。そこへ長崎#7 ブラントリーが熊谷にオンボールスクリーンをセットする。 松崎はスクリーンの下を通るアンダーで対応。 この瞬間、ディフェンスと熊谷の間にわずかなギャップが生まれる。 熊谷はその隙を見逃さず、スピード勝負のドライブ(Foot Race)に持ち込み、一気にペイントへ侵入。 カバーDFがドライブに収縮して反応したところで、熊谷は外で待つヒョンジュンへキックアウト(中→外のパス)。 最後は高確率シューターのイヒョンジュンが3Pを沈めてフィニッシュ——という流れ。