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ゾーンだけではない。琉球を悩ませた群馬の多彩なディフェンス

※本記事は、試合映像をもとにした筆者の考察です。ディフェンスの分類や切り替えの意図については、チーム・選手が公表した内容ではなく、筆者の解釈を含みます。

10月8日に行われた群馬クレインサンダーズと琉球ゴールデンキングスの一戦。群馬が76–65で勝利したこの試合で、注目したいのが群馬のディフェンスである。

マンツーマン、2-3、3-2のゾーン、前線からゆっくりと時間をかけさせるゾーンプレス。そして、ゾーンの配置からマンツーマンへと切り替わるような守り方まで。この試合の群馬は、さまざまなディフェンスを組み込みながら、琉球に的を絞らせなかったように見えた。

「人」を守るか、「場所」を守るか

まず、マンツーマンとゾーンの違いを簡単に整理しておきたい。マンツーマンは、基本的に「誰を守るか」を決めるディフェンス。一方、ゾーンは「どのエリアを守るか」を軸に、そこへ入ってきた相手に対応するディフェンスだ。

2-3や3-2という数字は、守備の基本配置を表している。2-3なら前に2人、ゴールに近い後ろに3人。3-2なら前に3人、後ろに2人となる。もちろん、ゾーンでも選手はボールや相手に合わせて動くが、「人」と「エリア」のどちらを基準に守るかによって、攻撃側の狙い方も変わってくる。

群馬が面白かったのは、この守備を、試合の中で何度も変えていたことだ。

群馬が見せた多彩なディフェンス

第1クオーターは、基本的にマンツーマンを軸に守っていた群馬。しかし、第2クオーターに入ると、守備のバリエーションが目立ち始める。

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